治療が必要な方はもちろん、特に症状のない方でも
気軽に足を運びたくなるようなクリニックを目指しています

歯科医師、森杏子と山本茜は2003年、大学病院の歯周病科で研修医として出会いました。
それから約10年、杏歯科医院は、「虫歯や歯周病で困る方を減らしたい。」という想いから始まりました。

最近では、歯石を取るためなどで歯科のメインテナンスに通われている方が増えてきました。その方々が歯科医院に通われることになったのは、虫歯が出来たり、以前治療した歯の不具合だったりと、何らかの症状がきっかけで、という方が多いようです。歯周病は腫れや揺れなど患者さん自身で気づく症状が出る頃にはかなり状態が進んでいます。進行を止めることは出来ますが、状態が進むほど歯肉や歯槽骨を元通りに戻すことは難しくなる病気です。また、虫歯に関しても同様で、痛みが出る頃には状態が進んでいます。削って詰めたり、神経を取ってかぶせたりすることが出来ても、生まれもったエナメル質の美しさや神経のある状態には敵いません。

その何らかの症状が起きてしまう前に、つまり虫歯や歯周病になってしまう前に歯科医院でチェックを受けていただきたいと思っています。特に症状のない方でも気軽に足を運びたくなる、そのようなクリニックを目指しています。数年前、患者さんから「先生のところに来ると安心する。」と言って戴いたことがありました。痛かったり、怖かったり、歯科医院のイメージはまだあまり良くないかもしれませんが、そんな中でも安心する、特に困った症状は無いけれどつい行きたくなる、などと思っていただけるような空間にしたいと思っています。